笑いをこらえること

Just another WordPress site

笑いをこらえること

薄く切って油性マジックで黒く塗り潰して圧縮した、ように見える、厚さ3mmくらいのウレタン、5cm×20cmくらいの大きさのものが、彼の額の生え際にしっかり貼り付けてあったんです。

しかも、その黒い携帯電話料金 時効ウレタンには、やっぱり黒い油性マジックで黒く塗って染めたようにしか見えない、多分、歯ブラシの毛がところどころ植えてありました。

・・・こうやって書いてても、自分でも信じられんけど、まじでこういう物体が額付近にはりつけてあったんですよ!!!

その黒い薄いウレタンで覆われた部分から後ろにはバーコードな御髪が控えている、そんな頭頂部。

笑いをこらえることが拷問に近い身体的苦痛であることを全身で実感しながらその場を離れ、なんとかその日の講習会を終えたわけですが。

講習会後、教室でPCの片づけやお掃除や生徒さんから出してもらったアンケートのデータ整理などをしていたら、その生え際一直線な生徒さんがなぜか戻ってきまして。

薄暗い教室です。

忘れ物でもしたのかな、と思い、出来うる限りふつーの社会人モードで「お疲れさまでした。何か忘れ物でもしましたか?」と声をかけたところ。

生徒さんはずずずいっと私に寄ってきまして。

えええええ、なになになに?!とパニックになりかけた私に、彼は底知れぬ暗い暗い声で、顔を耳元まで寄せてくるとこう言いました。

「せんせえ・・・みましたね・・・・・・わたしのまえがみのひみつを・・・」